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縁あって、最近、地元のよさこいチームの代表を務めることになった(ご存じ、『雅楽艶(うたいろ)』でございます)。最初のお手伝いはマイクロバスの運転手だったことを考えれば、まさしく「縁は異な物」ということに。
先日、山口市で開催された「山口県よさこい協議会」でも登録33チーム。活動はしているけれども登録はしていないというチームもまだまだありという報告で、「よさこい文化」の広がりを感じさせられた。
今、世の中に語られている「よさこい」のルーツ、そして全国各地への伝播については異論はないが、その後、下関をはじめ各地に派生した「よさこい」は、様々な側面を見せ始めている。
土佐の高知のルーツは別として、今の「よさこい」は極論すれば、『踊る』、そして『見せる(魅せる)』というダンス・パフォーマンス。しかも、これが「まつり」や「フェスティバル」などのイベントとなって、複数のチームが集い表現を競うという形になっている。趣向を凝らした派手な衣裳やビートの利いた和洋折衷の音楽、そして練習を重ねた『踊り子』たちに、『煽り』や『旗』など。なにより、「よさこい文化」の根底には、チームが相互に集まり、競演することが自然の流れとして存在している。
特に今後、注目されるのは「よさこい」イベントの、コンベンション的要素だ。例えば、川棚の温泉まつりに合わせて開催する「よさこい」では4千名もの踊り子が川棚に集まる。この規模の集会(コンベンション)を誘致することがいかに大変なことかは、皆さんご承知のとおりだと思う。しかも「よさこい」は、集まることでイベントになり、とりもなおさず「まつり」としてプラスαの観衆を呼ぶことができる。野外で行う大芸能祭りの現代版と言えば判りやすいかもしれない。
この夏、北九州のわっしょい百万でも、下関の馬関祭りでも、イベントの一部として「よさこい」が行われるが、ゆくゆくは独立したコンベンションにまでなっていく要素も、もちろん秘めている。
現に先行している、土佐でも札幌でも佐世保でも、県外などから来る踊り子向けに宿泊の斡旋や、観光情報の提供、交流会の開催など地元の経済と絡める動きは次々と巻き起こっている。
一般観光客を集客する「観光」の動きと、大量の参加者を抱える「コンベンション」を誘致することの、いいとこ取りができるのが現代の「よさこい」なのだ。町興しに一役も二役も買えそうで、肩の張らない「よさこい」、皆さんやってみませんか。
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